ステージはみんなのために、みんなはステージのために

「無事ステージが成功しますように」ここ最近、私が毎日願っていることです。このコラムにかっこいい題名をつけてしまいましたが、自分の気持ちを正直につらつらと書いただけなので、最後まで気軽に読んでくださると嬉しいです。

大学入学当時、私がKIFCで企画部局を希望した理由は、何かワクワクすることができて楽しそうだと思ったからです。でも実際はそんな余裕がありませんでした。というのも、私たちの企画が実現するまでの過程にはいたるところに障害があり、実際はTHE裏方の仕事だらけでした。1年生のときが一番クリエイティブな活動ができていたかもしれません。

1年目はほぼオンラインの活動だったので、昨年度2年目に入った当時、私は対面活動の要領をうまくつかめませんでした。準備段階では当日のビジョンが見えないまま闇雲に活動していました。前当日は予想外のことも起こってバタバタし、無事終了したものの反省点が多く残りました。

そして今年度も悪化する社会情勢が影響し、運営面で問題が多く発生しています。今もその解決に追われ、関係者との打ち合わせ、連絡だらけの毎日です。企画部局なのに作業が意外と地味です。なので正直言って、入会当時に描いていた委員会活動とは違います。

ですが、私はガッカリしていません。むしろこの活動にやりがいを感じています。準備を念入りに行うことで、徽音祭がより魅力的になると今までの経験で知っているからです。昨年度担当した企画では、準備や片付けで大変な思いをした分、多くの来場者の方に満足していただき、来てくれた友人も褒めてくれました。今までの活動が報われた気持ちでした。

今年度は幹部としてステージ長という大役を任されました。発表団体のみなさんが、今もたくさん練習してくださっていることを考えると、私たちも参加者が輝けるステージを用意しなければならないと思います。そして花形であるステージを見に来てくださる来場者の方の期待に応えるためにも、素敵なステージを作りたいです。

今年度もステージを実現するために、多くの関係者が尽力しています。委員会内では、他部局の幹部まで携わり、たくさんの話し合いを経て実際に活動してくれています。後輩の執行たちは本当に信頼できて、安心して仕事を任せられます。大学職員の方々や外部の業者の方にもご理解いただき、親身に私たちの活動を支えてくださっています。ステージ担当は様々な人と関わると前任者から聞いていましたが、実際に活動してみて想像以上に多くの人の力があり驚いています。周りの方や環境に私は恵まれていて、助けられてばかりです。運営側のためにもステージを成功させなければと思っています。

来年度以降、ステージや企画部局がどのような形になるかわかりませんし、今の状況を考えると懸念点も多いです。しかしこれからの徽音祭も、お茶大らしさ全開で、参加者全員が楽しめるものになればいいなと願っています。

まずは今年度最後のKIFCをやりきることに集中します!!今回も面白いステージ企画がたくさんあってお楽しみいただけることでしょう!

ぜひ当日は徽音堂と特別ステージにお越しください!

企画部局・ステージ長 3年