徽音祭という夢

今年で73回を迎える徽音祭ですが、私がお茶の水女子大学に入学してから行われた、第71回、第72回は残念ながら制限なく対面で行うことはできませんでした。

私が1年生の時、初めて経験した第71回徽音祭は完全オンラインで開催されました。自宅のパソコンからZoomで見た徽音祭でした。オンラインの企画がたくさんあり、素敵な徽音祭になったと思います。しかし、徽音祭を楽しんでくれている来場者の方々を見ることも感じることもできずに終わってしまいました。不完全燃焼。一言でいえば、その言葉以外に思いつきません。正直、徽音祭運営をしたと自信を持って言えませんでした。

もっと来場者の方々に徽音祭を楽しんでもらいたい。
そして、実際に来場者の方々を見ることができたらいいな。

その思いをずっと抱えながら迎えた2年目の徽音祭。うれしいことに対面での開催は叶いました。しかし、来場者数は制限され、飲食スペースにも制限が設けられ、講演などの席数は減らされ…様々な制限が残りました。1年目に願ったことは叶ったけれど、どこか寂しさと悔しさが残りました

もっといろんな人に来てもらいたい。
徽音祭に関わるみんなが全力で楽しめるお祭りにしたい。

今、私はこの思いを胸に活動しています。今年の徽音祭がどのようなものになるかはわかりませんが、私はこの徽音祭という夢を全力で追いかけていこうと思います。

企画部局・企画部局長 3年