目標

こんにちは。
徽音祭ホームページ、コラムをご覧いただき、ありがとうございます。

私はこのコラム企画が大好きで、いつも楽しく読んでいます。
約200名という大人数が所属するこの組織において、それぞれの想いがみえる貴重な機会だからです。そして、徽音祭実行委員会(KIFC)に所属している皆さんのことが大好きだからです。様々な経緯で、今、同じ学園祭をつくろうと試行錯誤しているということを実感できて、とても嬉しいです。

私は、KIFC活動で密かに目標にしていることがあります。
一人ひとりの存在が、多かれ少なかれ誰かに影響を与えているのだということ、「あなたがいなければ、成し得なかったことがある」と伝えていくことです。

私は、人前で話すことも苦手で、企画力もないし、文章を書くことも苦手で、一体自分にできることは何だろうと毎度毎度思っていました。そんな中、KIFCで、自分の得意なことに気が付かせてもらいました。(現役職への立候補を勧めてくださった先輩お2人と、同じ担当だった3人には、感謝してもしきれません。)

私の不得意は誰かの得意かもしれないし、私の得意は誰かの不得意かもしれません。
その人自身が自分であることを肯定し、良さを発揮できるような組織であればいいなと思います。

一昨年、去年と過去2回のオンライン開催で、「学園祭とは何か」が問われることになりました。必要と不要、可能と不可能がごちゃごちゃになって、去年、企画を主導していた私たちは、何度も涙をのみました。
悔しさを感じた一方で、伝統の大切さと、当たり前を見つめなおすことの意義を感じました。

今年は、73年の歴史の中で初となる、ハイブリッド開催に決定しました。
私にとっては、委員として迎える最初で最後の、大学構内で開催される学園祭です。

2年前、zoomの「挙手」ボタンを押して徽音祭実行委員会に仲間入りした私に、間違ってないよと胸を張って言えるように、挑戦した勇気を自分で肯定できるように、
3カ月後の笑顔を想像しながら、頑張りたいと思います。

運営部局・3年