受験生相談室とコロナ渦、これからの在り方
こんにちは!コラムの閲覧ありがとうございます。
今回のコラムは受験生相談室所属の2年生が担当します。
勿体ぶって書くのは恥ずかしいので、このコラムで何を伝えたいのか、先にお伝えします。「KIFCに入ればハッピーになれます!」という単純なことを伝えるコラムにはしたくないのです…(そうなってしまっていたら私の力不足です、すみません)
昨年度、コロナ禍でのオンライン徽音祭を経験して、
・対面かオンラインかって実はそんなに大事なことではない
・オンラインの良いところは残していきたい
という気づきを得たことを、これからの自分のためにも、このコラムに書き残したいです。うまく伝えられるよう、頑張って書きます。
長くなりますが、お付き合いいただけると幸いです。
私は1年生のときから徽音祭実行委員会(以下KIFC)に所属しています。受験生相談室担当としての活動は2年目になります。昨年度、受験生相談室で1年生の活動が始まったのは夏休み中盤、8月末頃からでした。『お茶大白書』というお茶大の入試や大学生活についての情報誌を制作するためです。(今年度バージョンも現在作成中です!徽音祭当日にHPで公開されるので、もう一つの情報誌『AO推薦入試の極意』と併せてぜひご覧ください!)
ご存知の通り、昨年度はコロナ禍真っ只中で、授業を含めたほぼ全ての活動がオンライン上で行われていたので、KIFCももちろんオンラインで活動していました。情報誌の作成も、対面で一度も会ったことのない同期とzoom上での会議を通して作成することが決まっており、果たしてうまくやっていくことができるのか、冊子は完成できるのか、と不安でいっぱいでした。
しかし、オンライン上で何度も、何時間も議論し、徽音祭当日までに20回以上会議を重ね……いざ冊子が完成してみると、『お茶大白書』は140ページ超えの超大作に、それを一緒に作り上げた同期とはすっかり仲良くなっていました。その同期とは徽音祭当日に初めて対面で顔を合わせたのですが、不思議なことにお互いに何の違和感もなく、会った瞬間、ずっと前から友達だったように感じました。オンライン上のみでの繋がりも本物になりうるということに気づけた経験でした。
前述した『お茶大白書』を含め、昨年度は全ての企画をオンライン上で行った受験生相談室でしたが、運営側としてはかなり手応えがありました。受験生相談室の企画に参加していただいた方にアンケートを実施したところ、各企画の満足度は高く、対面実施時の満足度に劣らない結果を得ることができました。
ただ、現役生座談会という企画(お茶大生がスピーカーとなり、入試経験や現在の大学生活についてスライドを用いて発表する企画。今年度も徽音祭当日に実施予定の企画です!)については、「受験生側からの質問を受け付け、それに回答してほしかった」という意見がいくつか寄せられました。オンラインの企画は、主催者側から参加者側への一方通行の発信になってしまいがちなので、その性質には気をつけなければならないことを再認識しました。
今年度は、コロナ禍にも出口が見え始め、徽音祭の開催形態ももしかしたら…!というところがありますが(※このコラムが公開された7/4時点では、開催形態は未定です)徽音祭が対面での開催になったとしても、受験生相談室は企画へのオンラインでの参加枠を残す予定です。今年度の受験生相談室の担当目標は、「受験生第一で、より多くのニーズに答える」こと……多くのニーズに答えるためには、オンラインという選択肢は欠かせないと考えます。
オンラインは、情報端末さえあれば、どこでも手軽に参加できるという良さを持ちます。例えば、地方や海外在住の受験生、家の都合などでキャンパスに足を運ぶ時間がない受験生、経済的な都合でなかなか遠出できない受験生など……また、お茶大には少し興味があるがキャンパスに出向くほどではない、という人に、気軽にお茶大のことを知ってもらうきっかけにもなります。コロナ禍前は、オンライン参加という選択肢がある世の中ではなかったので、それができるようになったことに関しては、このコロナ禍に感謝しています。
コロナの影響で、私たち全国の学生は多くの我慢を強いられてきました。しかし、どのような状況であっても、未来に希望を持っていてほしいです。受験生相談室は、受験生の希望の光になりたいです。
そのために、まずはお茶大に興味のある全ての受験生が受験生相談室にアクセスできるようにすることを目指しているのです。(拙い文章になってしまい申し訳ありませんが、このコラムを通して皆さんに少しでも伝えることができていたら幸いです!)もちろん、企画の内容にも力を入れて準備していますよ!受験生の皆さんは、受験生相談室の企画にぜひご参加ください!コロナ禍を乗り越え、さらにパワーアップした受験生相談室を、そして徽音祭を、ぜひ見届けてください!
企画部局・2年