居続けたくなる素敵な組織(と「徽音座の歌姫」の宣伝)

はじめに

こんにちは。今回コラムを担当するのは、企画部局歌姫担当の2年生です。

私たち歌姫担当は、主に「徽音座の歌姫」という企画を運営しています。「徽音座の歌姫」とは、端的に言えばお茶大生が出場するのど自慢大会のような企画です。5名のファイナリストがステージで歌声を響かせ、来場者様の投票によってグランプリと準グランプリを決定します。まだご覧になっていない方は、歌姫担当の1年生2人が書いてくれた先日のコラム(2022年6月10日付、2022年6月11日付)もあわせてご覧ください。

さて、今回は皆さんが気になるであろう(?)徽音祭実行委員会の雰囲気をお伝えしたいと思います。末尾には歌姫企画の宣伝もしていますので、最後までお読みいただけると幸いです。

徽音祭実行委員会はどんな組織?

ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、まずは徽音祭実行委員会について簡単に説明させてください。徽音祭実行委員会(略称:KIFC)は、1年生から3年生までの有志が集い、お茶の水女子大学の学園祭「徽音祭」を運営する大規模な組織です。本年度は総勢200名の委員が活動しています。

学園祭の実行委員一般に対しては、キラキラした華やかな印象をもたれている方も多いかもしれませんね。確かに、徽音祭実行委員会も和気あいあいとした雰囲気の組織ではあります。しかしながら、学園祭の運営には地道で堅実な作業が不可欠です。丁寧かつ着実に仕事を遂行し、学園祭をより良いものにしていきたいという熱意のある委員たちが、時には和やかに、時には真剣に、楽しみながらそれぞれの仕事に向き合っています。徽音祭実行委員会は、パッションにあふれた仲間に刺激を受けながら、自分のペースでコミットできる素敵な組織です。居心地がよく、互いに認め合い、励まし合って活動できます。私自身は1年生の頃も歌姫担当として活動していましたが、素敵な組織に所属して活動できる喜びを味わってもう1年続けることを決意し、今に至っています。

ちなみに、徽音祭実行委員会は主に企画部局、広報部局、総務部局の三つの局に分かれています。歌姫担当は企画部局に属しており、ステージ担当さんやコラボ企画としてリモート合唱を共催する受験生相談室担当さん、物品協賛担当さんなどと協力しながら活動しています。

今年の歌姫企画の見どころは?

と思ってくださった方、ありがとうございます!

今年の歌姫企画では、「歌うまお茶大生No.1決定戦」というサブタイトルに加え、「Motive(モーティヴ)」というコンセプトを設定しました。

一般的な英単語としての「Motive」は、「動機」「誘因」「原動力となる」といった意味をもちます。また音楽用語として使われる場合には、「動機」すなわち楽曲の「モチーフ」を表す言葉となります。この音楽用語の「動機」は、楽曲を特徴づける旋律の最小単位のことであり、そのメロディーを基本的な構成要素として一つの音楽が紡がれていくことになります。一聴して「あの曲だ」とわかるような、音楽のコアになるともいえる部分です。このコンセプトには、ファイナリストを含むすべての参加者が企画に加わる動機を大切にし、企画のコアとなる「『徽音座の歌姫』らしさ」を大切にしながらも、さらに多くの人を惹きつける素敵なコンテンツをお届けしたいという想いが込められています。今後は、このコンセプトに沿った企画などを実行していく予定です。お楽しみに!

また先述の通り、私が歌姫担当として活動するのは2年目になりますが、何となく、お茶大生のなかには歌が好きな人や歌を得意とする人が多いように感じています。ファイナリストは言うに及ばず、エントリーいただいた方々は皆さん本当に歌が上手で、選考中も本番も聞き惚れてしまいます…。また、今年のコンセプト「Motive」にも関わってくるところですが、歌姫企画にエントリーしてくださる方はどなたも歌や歌唱曲への思い入れが非常に強く、明確なメッセージをもってステージに立とうとしています。そのほとばしる想いに触れる度に、担当者として身が引き締まります。もちろん、歌ってみようかな~という気軽なお気持ちでエントリーしていただくのも大歓迎です!歌を愛し、歌によって誰かに何かを伝えたいという動機をもった人が、その力をのびやかに発揮できる場を提供できればと思っています。

本番は、YouTubeでの動画配信やキャンパスでの生歌披露を検討しておりますので、ぜひチェックしてくださいね!また、Twitterなどを活用した企画も実施する予定です。個性きらめくファイナリストたちへのあたたかい応援をよろしくお願いいたします!

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。徽音祭や徽音祭実行委員会の良さ、そして「徽音座の歌姫」企画の見どころについて少しでも知っていただければ幸いです。なお、コラムの投稿はまだまだ続きますのでお楽しみに。
それでは、またどこかでお会いしましょう!

企画部局・歌姫担当・2年・近藤真鈴